ワインが傷んでるかも? ~ワインの状態見極め方 ブショネ~

こんにちは!

あなたのワインライフをサポートするCachette Secreteです!!

 

この時期はどんな食べ物でも痛みやすくなってしまいます。

私もつい先日食べ物をこの高温の時期に常温のまま部屋に半日置いておきましたら、とんでもないことになってしまいました。

まだ、皮が厚い果物とかでしたら何とか大丈夫だったんでしょうけども。

やはり保管に難しい季節ですね。

chocolate

今回ご紹介するのは【ブショネ】についてです。

初めて抜栓して飲むワイン。

飲みなれているワインならば飲んでみるとこれが本来の味わいなのか悪いワインなのか判断は容易ですが、初めてですと難しい・・・

そこでどういった状態が悪いワインなのかを今日はご説明しようかと思います。

ワインをみんなで飲む機会がある場合、もしかすると耳にしたことがあるかもしれません。

「今日飲んだワインは【ブショネ】だったよ」

ん?【ブショネ】??

聞いたことない人は是非とも覚えておいてください。
ワインを嗜む方はそのようなワインに出会った場合は使っていることに気が付くはずですので。

【ブショネ】とは実際どういった意味でしょうか?

ブショネ:Bouchonne-語源はフランス語のBouchon=コルク臭のするワインという意味です。
つまり劣化している状態を指し示します。

koruku

具体的にはブショネといわれるワインには香りと味わいに共通したものがあります。

香り・味わい:一般的には「カビの匂い」「コルクの腐った匂い」と言われていますが、個人的には雑巾の生乾きのような埃っぽい香りがします。味わいに関してはやはりコルク臭が鼻の中を抜けて全くワインの果実味を感じることが出来なくなります。

つまり美味しくないのです。

 

私はブショネを経験したことのない時代はコルクの香りを常に嗅いで身につけました。

実際自分で買ったワインで体験してみると「なるほど!」と身にしみて思うことが出来ました。

 

しかし判断する場合に少しでもコルク臭がするからといって全て破棄はもったいない!!
ブショネにも軽い場合と重症の場合とがあります。

軽度の場合は、グラスに注ぎ時間を置いてから嗅いでみますと、先ほどまで気になったコルク臭が時間を置いて空気と触れ合った為にしなくなることもあるので様々な方法で確かめてください。

重症の場合は名残惜しいですが、捨てざるを得ないかもしれません。
(中にはそのブショネを好む方もいるとか、いないとか・・・)

ワインボトル郡

その原因でもあるコルクですが、やはりコルクで栓をしているものが多く見られなんと全体の5%近くもあるといわれています。(100本に5本近くはブショネの可能性も・・・・更にワインのみの経済損失は1兆円近くになるとも言われています)

コルクや熟成する樽に含まれている微生物の働きによりワインを分解してこのような香り味わいにしてしまうといわれています。

 

外観だけでは判断が付けられないので、これだけは開けてみてのお楽しみという感じですね。

 

しかし、高額のワインを買ってブショネだった場合の絶望感は計り知れない!

そこで得たブショネの経験は忘れようにも忘れられない経験になるでしょう。

保管状態にもよるそうなのですが、必ずしもご自宅のワインセラーに保管しているワインがそうなるかというとそうではなく現地で発生している場合があるかもしれません。

SONY DSC

ブショネだったときの絶望感は計り知れないため0.1%でも最小限の被害で抑えるためにも信頼の置けるワインショップやメーカを見つけることがいいかもしれません。

 

ワインは同じものでも品質や作られた年代により代わった味わいを楽しめます。

その為に様々な要素が組み合わさって【ワインは嗜好品】といわれる所以でもあるのかもしれません。

是非ともブショネに当たった時には残念な気持ちになりますが、負けずに本来の味わいを確かめたりブショネとはこういうものかなど常に前向きにワインに向かっていってください!

あなたに最高の1本にめぐり合えますように!