テロワール、それはワイン選びに必要なもの

ワインとはどういったものでしょうか。

簡単にワインとは、ブドウを破砕して醗酵させて作ったお酒です。

元々ブドウには醗酵可能な糖分を多く含んでおり、穀物を原料する酒類とは異なりデンプンを糖分に糖化する必要がありません。

つまり、ワインとは生鮮果実がそのままお酒になったものといえます

その為、ワインはブドウ本来の性質が色濃く出るためブドウの品質によって味わいが大きく異なってきます。

そこでブドウ本来の良し悪しを決めるのは何かと言いますと、自然的条件テロワールが大きく影響します。

テロワールとはフランス語では土地という意味ですが、ワインを扱う上では産地の土壌、地形、日照、気温、雨量などの生育環境を示すことが多いです。
(例を言いますと雨が多い年=味わいが少し薄い、日射量が多い=ブドウが熟すため味わい豊かなど)

瓶詰めされた年によって雨量や温度などが違いますので、このテロワールを知ることがワインを知る上で大きな情報となります。

ワインの世界に入り込むと嫌でもこの言葉を耳にすることが多くなるかもしれません。

良いワインを見つけ出すにはそういった事を考慮に入れて自分のお気に入りの一本を見つけ出すのもワイン選びの醍醐味かもしれません。