ワインを語るにあたって ~シャトーラフィットロートシルト~

最高峰のワイン。。

いい響きですね。

まさにワインラバーのとって垂涎の的とはこのワインの為にあるかもしれません。

前回5大シャトーのちょっとした概要をあげましたが、

今回はそのエレガントさで5大シャトーの一角を担うラフィットロートシルドを取り上げたいと思います。

正式名称

Château Lafite-Rothschild

シャトー・ラフィット・ロートシルト(ロスチャイルドとも呼ばれることもあり:ドイツ読み)

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地域はメドックの北西部ポイヤックに位置しており、石灰質基盤の砂利質にありメドックでも最もいい位置であります。名前の由来もポイヤックで一番高い丘に位置し、ガスゴーニュ語で「小高い所=La hite」から来ているそうです。

そこで作られるワインのブドウは樹齢が最低でも10年以上経過しているものを使用し、平均年数でも45年近い古木を使用しています。勿論手積みです。
そこから熟成にかける樽も新樽率100%で18-20ヶ月程寝かせられます。

総生産量としては1万5000〜2万ケース作られます。

 

1つ気になるのがなぜのこのワインが世界のワインラヴァーの垂涎の的なるのか?

それは長い歴史に隠されているようです。

振り返ると14世紀の書物にもこの「ラフィット」という名前が記されており、そこからあらゆる所有者が現れては変わりと歴史が続いていきました。そこで、有名な話ではルイ15世の愛妾(めかけ)であるポパドゥール婦人が所有し、王の気を引くためにヴェルサイユ宮殿の晩餐会に必ず振る舞われていたのがこのラフィットであったそう。

それがきっかけでボルドーワインは脚光を浴び「王のワイン」とも言われるようになりました。

そこから1855年パリ万国博覧会において、フランスでは農産物の部門として代表するワインを大きく取り上げそこから格付けの制度が始まった。そこで選ばれたのがこのラフィットなのであります。

品評会に出されたラフィットは審査員から絶賛の評価を受け、1級格付けワインの筆頭として最高評価を受けたと記されています

様々な歴史上の人物がこのワインの虜になっていき、時は流れ戦争やフィロキセラなどを乗り越えて近年さらなる評価を受けつつ、その地位と名誉は確固たるものとなり現在に至ります。

味わいとしては ワインの仲買人でもあるアブラハム・ロートンは1815年にすでに一級のワインのなかでもこのワインを「3つ(の一流のワイン)のうちで、このワインを最も素晴らしいボディを備えた、最も優美で繊細な芳醇なワイン」とも言うほど褒め称えたといいます。

 

このように自分も色々と調べてみて様々な歴史の背景をみてみると、
このボトルに詰められるまでに様々な過去の人達の試行錯誤や苦悩を経て自分の手にいつかたどり着くと思うととても感動的であり光栄であると深く感じることができます。

ある人からワインとは歴史を知ることから少しずつ見えてくることがあると聞かされたのを思い出します。

色々なことが学ぶことができるのがワインであるかと思いますね。(ラフィットから逸脱してしました)

是非何かの機会にこのワイン触れることがありましたらこの記事を思い出して飲んでみてください。
ワインの様々な見方を感じてくることがあるかもしれません。

参考文献
~wikipedia~
~日本ソムリエ協会教本参照~
~ボルドー第4版 ロバート・M・パーカーJr. 著~

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