ワインを語るにあたって~種類編~

ワインの種類

ワインを皆さんで追求していきましょう。

今回は『ワインの種類』です。

ワインは別名は「葡萄酒」(=ブドウの果汁を発酵させて作られるアルコール飲料)と呼ばれます。
日本では酒税法で「果実酒」に分類され、そのワインの種類としては大きく分けて、
スティルワイン
スパークリングワイン
フォーティファイドワイン
フレーヴァードワイン  があります。

 

スティルワイン-Still wine-

赤・白・ロゼの様な発泡性のないワイン。
皆さんがもつワインのイメージがこの種類になるかと思います。

  • 例:5大シャトー(CHマルゴー、CHラトゥール、CHラフィット、CHオーブリオン、CHムートンロートシルト 順不同)シャブリなど

 

スパークリングワイン-Sparkling wine-

発泡性のあるワイン。
皆さんが馴染みのあるシャンパンもこの分類の1つ。
製造には大きく分けて2通りあります。
発酵途中に発生する二酸化炭素(炭酸ガス)を瓶内に閉じ込めるものと直接ガスを注入する方法。
地域や製造方法により大きく値段が変わってきます。

豆知識:スパークリングを全般をシャンパンと呼ぶ方もいらっしゃいますが、ここで要注意。
実はシャンパンと呼ばれるまでには細かい製造方法・熟成期間・使用可能ブドウ品種が決められており、もちろん生産地もシャンパーニュ地方での生産に限られています。その厳格な基準をクリアして出来上がったものをシャンパーニュといいます。その様な経緯のためか値段がとても高いのもあるかもしれません。(他にも理由あり)

フォーティファイドワイン-fortified wine-(酒精強化ワイン)

製造過程でアルコール度数が40度以上、または80度近いブランデーなどのアルコールを添加します。
そしてワイン全体のアルコール度数を15度~22度まで高め、コクと保存性に冨んだワインを作り上げます。
そのように作られたワインをフォーティファイドワインといいます。

味わいが深いので食前酒か食後酒として楽しまれることが多いかもしれません。また、料理にも多く使われています。

  • 世界3大フォーティファイドワイン=シェリー(スペイン)、ポートワイン(ポルトガル)、マデイラ(イタリア)

フレーヴァードワイン-Flavored wine-

ワインに香草・果実・甘味料・エッセンスなどを加え独特な風味を添えたもの。味わいや香りがとても特徴的な為、薬効の印象を持つこともあります。アペリティフとして楽しむことが多く、カクテルとしてもよく使われます。 ワインの始めるにはサングリアなどはアルコール度数も低く甘くて飲みやすい印象があるのでオススメです。
個人的にはサングリア以外はあまり馴染みの薄いワインなので覚えるのに大変苦労した印象があります。

  • イタリアのヴェルモット、フランスのキール、スペインのサングリアなどが有名です。

ワインといっても色々と種類があることが分かります。

実際勉強するまで全く知らなく「好きなお酒はワインです」と胸を張って言っていた頃が懐かしく感じます。
しかし、ブドウ1つでこんなにも様々な名前と味わいがあることに更なる興味が湧いてきました。

是非皆さんも同じように少しずつ興味を持って頂ければ嬉しいです。

更なる興味を掘り下げるために次回は1つ1つをピックアップしていきたいと思います。